12歳から日本へ渡り、人生の志望は元々の医療から音楽へ一転、当時日本で一番有名な日本歌謡学院に入学し、クラシックギターを専攻していました。学院長の大村能章さんと演歌の大先生、古賀正男さんから音楽創作の指導を受けていた強い基礎を持ち、今後日本と台湾での芸能界で大成功を果たしました。

1950年代、吳晉淮さんは台湾に戻ってすぐ、<関仔嶺之戀>（関仔嶺の恋）、<黯淡的月>(暗闇の月)など、今でも世間によく知られている名曲を作り出し、当時の洪一峰、許石、文夏など、名前が並ぶスパースターとなりました。帰国後に「音楽研修社」を設立し、学んできた日本正統的な歌謡のテクニックを教えるようになり、優秀な生徒は、例えば郭金発、蔡一紅、陳芬蘭、蕭麗珠、陽光、良山、黃乙玲など、後期はさらにプロデューサーとして、台湾語音楽のレコード内容の形作りにとって多大な貢献をしました。作曲家、演奏家、指導者、プロデューサーとして、台湾語音楽業界の歴史に名を残る崇高な地位であります。

2012年9月28日に、吳晉淮音楽メモリアルホールが正式的に設立されました。メモリアルホールでは吳晉淮さんの音楽人生及び台湾語歌謡に対する貢献を紹介し、吳晉淮さんの手書き楽譜、ギター及び相関文物も展示されています。吳晉淮さんの住居を保存することは時代の変化と音楽文化の引継ぎであります。また、建物の命を延長することで、建物そのものから生まれたヒューマニティーは、柳営地区にとって豊富な文芸資源ともなり、古跡として登録され、地元の重要文化財でもあります。

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