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園区の紹介

台南山上花園水道博物館

人々にきれいな生活用水を提供して衛生環境を改善するため、当時、台湾総督府衛生工程顧問を務めていたウィリアム・K・バートン(W. K. Burton)とその学生兼助手であった浜野弥四郎によって1912年に台南水道の建設が開始され、重力排水工法を用いて台南市民に生活用水が提供されました。1982年に烏山頭ダム、曾文ダム、潭頂浄水場が相次いで完成したため、功績を残しつつその役目を終えましたが、日本統治時代の衛生工事の発展を伝える証人となっています。

2011年から台南市政府による古跡修復計画が始まり、2019年10月10日に国定古跡「山上花園水道博物館」が正式にオープンしました。広々とした園内と100年の歴史ある水道建築が多くの観光客を魅了し、台南地区における新たな古跡スポットとなっています。

園内は主に「密林エリア」「花園エリア」「博物館エリア」に分かれています。「密林エリア」と「花園エリア」は、台南水道園区本来の豊かな自然生態と山上苗圃が残されているほか、古跡と遺構に緑地や植物が取り入れられ、文化的にも意義深いスローライフ環境が造り出されています。「博物館エリア」には、「急速ろ過室」「急速ろ過装置室」「送水ポンプ室」など、歴史的価値が高い建築物が完全な形で保存された展示エリアがあります。建物の利用活性化と整ったガイドシステムにより、参観者はウィリアム・K・バートン、浜野弥四郎、八田與一など、台湾の水道発展史に関わった著名人の大きな貢献が理解でき、文化の伝承という意義が実現されています。

所在地:台南市山上区山上里山上16号

ウェブサイト:https://waterworks.tainan.gov.tw/

台南山上花園水道博物館 クイックフィルターバレルルーム
最終取引時間:2023-04-28 午前 10:16:44
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